このたび、松戸南ライオンズクラブが結成20周年を迎えられましたことを、心からお喜び申し上げます。
貴クラブにおかれましては、平成3年12月の結成以来、ライオンズクラブの伝統ある奉仕精神のもと会員の皆様が一丸となり、積極的な社会貢献を続けられ、地域における確固たる基盤を築かれたことは、ご同慶の至りでございます。
この20年を振り返りますと、世紀末から21世紀へと大きく時代が変化した時期であり、東西冷戦後のグローバル化が進展した時期でもあります。 我々日本人のものの見方も、若者の考え方も少なからず変化してきました。 また、昨年は、大震災があり、支え合う人と人の絆の大切さを再認識した年でもありました。 そのような中、貴クラブは、毎年、会長スローガンを定め、そのときどきの時流に沿った様々な社会奉仕活動をされてきました。その一つ一つが、歴代会長をはじめメンバーの方々の汗の結晶であり、立派な足跡を残されてきたことに深く感銘するところでございます。
また、貴クラブは、社会奉仕活動の中でも、特に青少年の健全育成に重点的に取り組まれており、市立松戸高等学校に対しましても様々なご支援をいただいております。教育活動助成金をはじめ、吹奏楽部への楽器寄贈や演奏活動の支援など、多大なるご支援・ご協力を頂いておりますことに、改めてお礼申し上げます。
さて、本校は、昭和50年の設立以来、校訓を「心身練磨 勤勉誠実 礼接遵法 友愛奉仕」と定め、心身を鍛え勉学に励む青年、そして、礼儀正しく思いやりの心を持ち友情を大切にする青年の育成を目指し、学習に、部活動に、教師と生徒が一体となって努力を積み重ねてまいりました。 校訓の一つである「友愛奉仕」は、友愛と相互理解の精神を養い、社会奉仕に精進するという「ライオンズの誓い」そのものであり、目指すところは同じかと思います。
貴クラブの皆様におかれましては、今後とも活発な活動を続けられる中で、これまで同様、本校の教育活動に対しまして、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、貴クラブが結成20周年を機に一層の躍進をされますことをご期待申し上げますとともに、会員の方々の今後ますますのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
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